メディチ家礼拝堂
メディチ家礼拝堂はニジェッティがジョバンニ・デ・メディチの設計によってメディチ家の墓所として建てたものです。そのため礼拝堂はメディチ家が自分たちの教会として使っていたサン・ロレンツォ教会の裏に併設されました。礼拝堂の床や壁面は大理石や宝石で豪華に飾られており、当時のメディチ家の権力が表れています。
1階にはブロンズ像が載ったメディチ家5人の巨大な棺が並べられていてます。5人とは、ヌムール公ジュリアーノ、ウルビーノ公ロレンツォ、その息子のアレッサンドロ・デ・メディチ、ロレンツォ豪華王、弟のジュリアーノです。2階には君主の礼拝堂があり、廊下を渡るとミケランジェロが設計した新聖具室(お墓)があります。